黄龍は、石灰岩の層が浸食されてできた大小の池(約3400個)が、傾斜に沿って段々畑のように連なる渓谷で、国の風景区に指定されている名勝。崑崙(コンロン)山脈の東端部を構成する岷山(ビンザン)山脈の主峰【雪宝頂(セッポウチョウ)】(5588m)の麓に広がり、標高3000m以上の高地に位置している。
黄龍は『黄龍溝』『牟尼溝(ムニコウ)』『雪宝頂』『丹雲峡』『紅星岩』『四溝』の6つの風景区からなり、総面積は1340km2に及ぶ。このうち黄龍溝と牟尼溝が世界遺産の中心をなす。黄龍溝は雪宝頂の東麓に位置し、地名の由来となっている明時代創建の黄龍寺がある。寺の背後にある五彩池は、連なる池が沈殿物や光の加減で様々な色に見える神秘的な場所。牟尼溝には中国一と言われる落差93,2mの滝、【紮嘎瀑布(サツカツバクフ)】がある。

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