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2010年5月3日月曜日

シェーンブル宮殿と庭園(オーストリア)

シェーンブル宮殿が建つ一帯は、16世紀後半からハプスブルク家の狩猟場であった。17世紀末、レオポルト1世は離宮の造営を建築家フィッシャー・フォン・エアラッハに命じた。バロック様式の宮殿は1700年に完成したが、予算不足で規模が縮小された。1740年、マリア・テレジアはこの離宮を居城と定め、建築家パカッシに大規模な増改築を命じた。離宮は18世紀半ばに大宮殿に生まれ変わり、私生活の場として居住性が重要された内部空間は優美なロココ様式で統一された。宮殿の南側に広がる庭園も大改造され、花壇や噴水、植え込みなどが幾何学的に配され、背後の森も組み入れた庭園が出来上がった。黄色い壁面は【マリア・テレジア・イエロー】と呼ばれ、建物の華麗な印象を引き立てている。

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